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「ゴリアテ」Golyat

お話イラスト

「ゴリアテ」イラストショートストーリー

はじめに・・・

「ゴリアテ」という大巨人のお話になります。
皆さんの記憶の中にある神話に登場してくる大巨人のお話とは少し違います・・・
僕が思うところの大巨人をイラストのお話で創作させてもらいました。
それでは、ご覧ください・・・

第1話・・・私の国には「ゴリアテ」が居る

私の国はとっても、とっても小さい、、、小さな国だから、他の国から見ると、何も無い国にみえちゃうかも?・・・
けどね、私のの国には、他の国に無いものがあるの・・・・・
私の国にはには居るんだよ。。。「ゴリアテ」が・・・大巨人ゴリアテが居るんだよ・・・

第2話・・・偉大な王様

私、聞いちゃったの・・・・となりの大国にお使いに行った時に、偶然聞いちゃったんだ・・・・・
隣の国には偉大な王様がいるの・・・彼はとても強く、人徳にあふれる王様。
王様の中の王様って呼ばれているの・・・・

彼は、皆の前で言っていた。
「となりの小国には、決して攻め入ってはいけない!」
・・・「何故なら、隣の国には大巨人が居る」・・・「そう、、ゴリアテが居る。」・・・

私聞いちゃったんだ、、、私の国にゴリアテが居ることを・・・

第3話・・・王の話

「・・・ゴリアテって・・・どんな人?・・・」 私、偉大なる王様に聞いてみたの、、、
王は教えてくれた。
「彼の脚は、大地の形を変える、、、その一歩は馬よりも早い・・・
彼の右手は、大木をもなぎ倒す、、、彼の左手は、悠々と雲まで伸びる・・・
そして、彼の口は、何者をも飲み込んでしまう、、、それが、ゴリアテだ。」

私、少し怖くなった。。。でもゴリアテを見たくなっちゃったの、、、
私の国の大巨人、ゴリアテに合って見たくなっちゃったの、、、、

第4話・・・心地良い声

私、探しに行ったのゴリアテを、、、けど彼は中々見つからい、、こんなにちっちゃい国なのに、、、
歩いても、歩いても、彼の姿を見つける事ができなった・・・・
私、少し疲れちゃった、、、、お腹もすいたし、ノドもカラカラ・・・

あれ?・・何かか良い香りがする・・・
切株の上に古いポットとクロワッサン、、とても美味しそう、、、
少し遠くから声が聞こえる・・・・
「良かったら、一緒にどうだい?」・・・私お腹もすいたし、ノドもカラカラ・・・・
だから一緒にいただくことにしたの・・・・

けどね、本当は違うの
彼の声はとても心地良かったの・・・彼の声を聴いていたかったの・・・
・・一緒に食べたいって思っちゃったの・・・私・・・

第5話・・・バイク乗りのコネット

彼は包み込むよに、私の話を聞いてくれたわ・・・私、彼に聞いてみたの・・
「・・ゴリアテを探してるの・・私の国の大巨人を・・・・」
彼は笑みを浮かべて、その心地良い声で答えてくれた。
「コネットに聞いてみたら?・・彼女は国中を走りまわっているから・・・」
彼は教えてくれた。

私、コネットを訪ねてみることにしたの、、、コネットは動きが早くてなかなか見つからない、、、、
だから、私ずっと立って待っている事ににしたの、、、、
そしたら、すぐに、コネットは私の前に現れたわ、、、凄いスピードで、、、
私、彼女に聞いてみた、
「森の中であった優しい方から、あなたの事を聞いたの、私ね、、、ゴリアテを探しているの・・」
彼女は答えてくれた、
「あなたの事はアンサンブルから聞いているわ、
オレンジ色のチャーミングな子が私に用事があるって、、、
、、、ゴリアテの事を探してるって、、、、」

私思ったの
「・・あの心地良い声の人はアンサンブルっていううのね・・・」
少しだけ嬉しかったの・・・・

第6話・・・空の目ソート

コネットは言った・・・
「ゴリアテはね・・・私も見たことが無いの・・私の目線では見えないところもあるわ・・・
空を駆けるソートなら・・・違う目線でこの国を見る事ができる、、、、」
コネットは少し嬉しそうに言った。。。
「兄さん、、ソート兄さん。」
コネットの声の先にソートが居た・・・いや・・・違う・・・・
ソートの少し後ろにずっとコネットは居た。

ソートはすぐに答えてくれた。
「ああ、大巨人なら見たことあるよ。。西の森でバッサバッサと大木を簡単になぎ倒しているよ!
どうだい?一緒に会いに行ってみるかい?」

私、彼の言葉にときめいちゃったわ。。。。。。。。

第7話・・・大巨人

西の森に彼は居た・・・深い深い森の奥に、、、彼は居た・・・・
圧倒的な存在感、乱れの無い安定、
私は声を失ってそのスケールに飲み込まれていった。。。。
静寂が木霊(こだま)するなかで、彼はそっと近づいてきた。。。私達が怖がらないように、そっと、そっと、、、
私は問いかけた、彼の大きな耳に、、、
「あなたはゴリアテなの?、、隣の国の偉大な王様に聞いたの、あなたの事を、、、、
私、ゴリアテに会いに来たの!私の国の大巨人に会いにきたの!」

・・・少し困った笑みを浮かべて彼は言った・・
「私の名は、ゴリアテ。・・けれどそれは、名前に過ぎない。偉大なる王の言う大巨人と私の存在は違う・・・・
こんにちは、コネット。君に会えてとても光栄だよ。偉大な大巨人にあえて。。。」

え、なんで、、、コネットはソートの妹の名前よ?、、、私に会えて光栄って?
え、なんでなの、、、何故が止まらい・・・・・

第8話(最終話)・・・私の国の大巨人ゴリアテ

何故?が消えない、、、、私、王様に会いに行った。
「私ね、ゴリアテにあったの、、彼たら、私の事をソートの妹のコネットと間違えたの・・・・
それに、私に会えて光栄だなんて言うのよ?、、、不思議だわ????・・・・」
王様は私に教えてくれた。
「コネットは名前では無いよ。彼にとってのコネットは人と人とを結ぶ使者の事・・・・
つまり君の事だよ・・・」

何故?が消えない私に王様は続けて言ってくれた・・・・
「君が動く時、人から人へ小さな波紋が広がる、、小さな波紋は手を取り合って、
やがて大きな事を成す。。その力はとても強大。。。
大木をもなぎ倒し、大地を意のままに変え、雲をも掴む、、、、
神話の中のゴリアテは首をはねる事もできる。だがこの大巨人は違う。。。。。
私の剣(つるぎ)では決して倒す事は出来ない、、、、
君の国には居るんだよ、大巨人が、、そう、ゴリアテがいるんだよ!」

私はこの時初めて、彼が王の中の王と呼ばれている事に気が付いた、、、、

私の国はとても小さい、けどね、私の国には誇れる事がある、、
居るんだよ、、大巨人が、、、そう、、ゴリアテが居るんだよ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Fin

あとがき

このお話は僕が思うところの大巨人を描かせてもらいました。
僕の思う大巨人ゴリアテは、多くの人々と共に力を使い、最大のパフォーマンスを発揮できる人、
数多くの人と協調して、大きな力を生み出すのって、とても大変な事ですよね。
そんな憧れの人を大巨人ゴリアテに例えてお話を創作してみました。
一人では動かせない大きな石も、多くの人の力を借りると動かせるかもしれないですね。
皆さんにも、皆さんが思うところの大巨人が居ると思います。
是非僕にもお話聞かせてください。

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