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色についての基礎知識

お絵かき

色についての基礎知識

昔、ならったけど少し忘れている

色の基礎知識

その1:習ったけど忘れてしまった色の基礎知識を確認しましょう

おウチ時間が増えて、趣味や息抜きで自宅でお絵かきする方々が増えてきましたよね。
僕も自宅でお絵かきするようになりました。

いざ色を塗ろうと思って紙や画面に向かうと、結構色の知識で忘れてしまっていた事が多い事に気が付きました。
忘れてしまった色の知識を少し勉強しなおしたので、簡単にまとめて記載させてもらいます。
あまり細かく描くとおぼえるのが大変だと思うので要点のみわかり易くまとめたいと思います。

その2:RGBとCMYK

色の表現方法で「RGB」「CMYK」って多くの方が聞いた事ありますよね?
デジタルのアプリケーションでも「RGB」や「CMYK」が基準になているアプリケーションがほとんどだと思います。「RGB」と「CMYK」について再確認してみましょう。

RGBについて・・・
RはRedの略で赤色のことです
GはGreenの略で緑色のことです
BはBlueの略で青色のことです

RGBは色の三原色とも言われています。
光が発光する時に人の目が認識する色の表現方法になります。
よくモニター画面などのカラーバランスの設定などで使用されてますね

CMYKについて・・・
CはCyanの略でシアン色のことです
MはMagentaの略でマゼンダ色のことです黄
YはYellowの略でのことです
Kはkey plateの略で他の印刷物と合わせる版のことを本来さします。
*僕はずっと黒色かと思っていましたが厳密には違うみたいですね

CMYKは色のインクにより紙に吸収された時の色表す時の表現方法になります。
よく印刷物を指定する時などに使用されてますね

お絵かきしているとアプリケーションの色設定で、「RGB」と「CMYK」は良くめにしますよね。
RGB光が発光した時に目に見える色の表現方法
CMYK紙などに吸収された時に見える色の表現方法
上記の事をおぼえておくと、自分が最終的に使用したい用途で表現方法の選択が少ししやすくなりますね

その3:明度について

次に、明度という言葉もよくみかけますね。では明度とはどうことを指して言っているのか?
明度についても簡単に記載していきたいと思います。

明度は色の明るさの度合いを表す表現になります。
光の反射なども、明度には影響してきます。皆さんもご存じのように
白は光の反射率が高く、黒は低くなります。
簡易に忘れないようにおぼえるのであれば
白に近くなれば明度が高くなって、黒に近くなれば明度が低くなると
おぼえておくと少し忘れずらいと思います。

その4:彩度について

色の鮮明さの度合いを表しているのが彩度になります。
鮮やかさを表す指数なんて聞いただけでワクワクしちゃいますよね。彩度を少し勉強して
自分の絵が少しでも鮮やかに見えたらちょっと嬉しいですよね。

画像のカラーパレットは左側にいくほど彩度を高くしてあります。
上のカラーパレットは彩度+明度差もつけてあります
下のカラーパレットは明度差はさほどつけずに、彩度差で配置してます
見ていただいてわかるように、明度差がなくても彩度差があると目に飛び込んでくる鮮明さが全然かわりますよね。
彩度は目に見える鮮明さを表す言葉として覚えておきましょう。


その5:色相について

色相は人が見ることができる可視光の波長の範囲を表す言葉になります。
少し難しい言い方でわかりずらいですよね?
様々な波長で見える虹なんかイメージした方がわかり易いかもしれないですね。
波長の範囲で赤・オレンジ・黄色・緑・青・紫など色の違いが出るという感じで僕は覚えています

図は色相を表したカラーパレットになります。
赤・オレンジ・黄・黄緑・緑・青緑・青・青紫・赤紫様々な色があるのがわかりますよね。
そして円を描くように色が循環しているのもわかると思います。
色相のカラーパレットを作っておくと、便利なのが、補色もわかり易くなるということです。
補色正反対に色になります。赤の補色は真下にある緑色になります。
補色で混色すると無彩色に近ずくと言われています。
また色の差を一番はっきり視認させるが補色とも言われています。
派手に目につく看板などは、以外と補色の組み合わせ使用していることが多いかもしれないですね。


その6:無彩色

無彩色は文字通りに彩度を感じさせない色のことを表現しています。
もっとわかりやく言うと白・グレー・黒など、彩度がまったく入ってない色のことですね。
お絵かき用のアプリケーションなどでは、よくグレースケールという言葉を目にしますが、
これは無彩色になります。

図のカラーパレットは、まったく彩度が入っていないカラーパレットになります。
白・グレー黒など彩度はないけで明度差は無彩色でもありますよね
鉛筆のスケッチなどは無彩色で表現している言っていいのかもしれないですね。
水墨画などは、無彩色で素敵な世界を描いている作品多くありますよね。

その7:色を意識して描いてみた実例

ここまで僕がお絵かきするのに、再認識した色のお勉強を記載させてもらいました。
では、実際にどのように色の表現について実践して描いてみたのかを
実際に描いたお絵かきで僕なりに説明させていただきたいと思います。

「鮮やかで美しい女性を描いてみたい」
図のお絵かきは、僕が鮮やかで美しい女性を一度描いてみたい!
という思いで色付けをしてみました。
色付けで注意したのが「彩度」と「明度」と「色相」になります。
髪の毛のハイライト部分は彩度と明度の高いイエローを選択し、髪の毛の影の部分もあまり彩度を押さえずに少し彩度の高い赤紫を明度を下げて塗ってみました。補色でもありますしね。
肌の部分はしっとりおちつかせたかったので、彩度は押さえて、明度差で表現してます。
あまり多く考えても混乱するので、上記の点を色付けの時に意識しながらお絵かきしました。

果たして皆さんの目には「鮮やかで美しい女性」に見えているでしょうか?

もし見えたなら、色の勉強の効果が少しあったのだと思います。
見えなかった場合には、僕の勉強不足なのだと思います。

次に色で表現してみたのが、
「繊細で消えてしまうかもしれない女性」になります
絵は前の絵とまったく同じ物を使用して色の効果で表現してみました。
色付けは今回は「無彩色」を選択し、無彩色の明度差を意識しました。
髪の毛の部分は繊細な無彩色の明度差に強い意識を持ち、
肌は余白に溶け込ませて、消えてしまうかもしれない感じを意識してます。
無彩色の明度差だけをひたすら意識した作品になります。

こちらは皆さんの目には「繊細で消えてしまうかもしれない女性」に見えたでしょうか?
同じ絵でも、色に助けてもらうと、自分の出したい表現を変えれるかもしれないですね。

次に色で表現してみたのが、
「フワッと可愛い男の子」になります
この絵で意識したのが、フワッと色をつけたい可愛い色で見せたいという点になります。
フワッと感を出すのに洗濯した色付けが、明度の高い色で構成して極端な明度差はつけない
という事を意識しました。
可愛いを表現するのに僕が選択したのは、彩度と明度が高い色を意識して色付けしてます。
絵にメリハリが少しでるように、明度と彩度高い組み合わせに補色の効果も少し意識して
塗ってみました。

この絵は皆さんの目には「フワっと可愛い男の」に見えたでしょうか?
もし見えたならとても嬉しいです。

その8:色って凄いですね

簡単でわかり易いように、色について記載してきたつもりですが、皆さん参考になったでしょうか?
僕はアマチュアのお絵かき愛好家なので、いたらない内容が多いかもしれません。
趣味で絵を描くことを初めて、少しでも絵を描くことが楽しい作業になるように自分が困った事を
少しずつ勉強してます。同じような方々沢山いらっしゃると思って、色についての僕が持っている知識を記載させていただきました。昔から絵を描いている方はこのような情報なくても、感覚として身についていると思いますが、最近絵を描き始めて、色付けで悩む時間をすごかされている方のヒントになれば、こんな嬉しいことはありません。
僕が勉強して思ったのは、色について少し知っておくと、自分が描きたいお絵かきの表現にとても役立つということです。
色って凄いですよね。
もし興味のある方は更に勉強して一緒に自分のお絵かきをたのしみましょう。
最後まで読んでくださった方々、本当にありがとうございます。

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